保存方法

ドッグフードの保存方法

せっかく購入したドッグフードですから、少しでもロス無く適正な状態を保ち、愛犬に与えてあげたいのは全ての愛犬家に共通する思いです。
実はこのドッグフードの保存方法は製品がドライタイプなのかウェットタイプなのかにより、注意すべきポイントが違います。
ここでは各々の正しい保存方法をご紹介しておきます。

まずはドライタイプのドッグフードですが、一旦開封した後はその都度袋をしっかり密閉し、直射日光を避けて低温低湿度の環境に保管しましょう。
密封状態を保って開閉が可能な容器に開封直後に移す事で、酸化を防止し長期間の保管が可能となります。
但し低温保存の解釈を間違い、冷蔵庫で保存してはいけません。
開封時の結露からカビの発生を招くリスクが高まるので、あくまで常温保存が鉄則です。

また大きな袋の製品の方が経済的負担が少ないのも事実ですが、開封後確実に使い切れなければ結果無駄となります。
より安全な状態で愛犬に与える事を優先するのであれば、こまめに買い足して行く方がベターです。

次にウェットタイプに関してですが、レトルトもしくは缶詰製品であれば、一旦開封したなら密封可能の容器に移し替え、こちらは冷蔵庫保存が原則です。
それでも半永久的に保存出来る訳ではありませんので、消費期限には十分注意しましょう。
ドライタイプと比べて酸化の速度が圧倒的に速く、腐りやすい特性を持っており、出しっぱなしの上限タイムも20分程度だと踏まえておきましょう。

ドライタイプ、ウェットタイプ双方共、製造年月日や消費期限のチェックが不可欠ですが、保存環境次第では記載期限より速く腐敗劣化するケースも珍しくありません。
飼い主である私達人間がドッグフードの状態を正しく見極め、愛犬がお腹を壊したり体調不良に陥らぬ様、常に配慮してあげなければなりません。
「犬だから少々の事は大丈夫だろう」は大きな間違いであり、犬達にとって大いなる「罪」となってしまいます。

この他エンドユーザーが各々独自に工夫考案した保存方法などをインターネットを通じて閲覧確認するのも勉強になるかと思います。
失敗談は反面教師として、そのまま真似てみたいノウハウが見つかれば早速実践してみましょう。
正しい知識と僅かな工夫の実践が結果、皆さんの経済的負担の軽減と愛犬の健康に大きなプラスとなってくれる事でしょう。
ドッグフードは愛犬の口から体内に入り健康状態に直結する、安全性の確保が不可欠な製品なのです。

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