保存方法

海外ドッグフードは安全なのか

国内で流通しているドッグフードの安全確保に際しては、国内のペットフードメーカーの内48社が参加する任意の団体が存在しており、その安全性を訴え確認しています。
但しこれは法的に制定された規約ではなく、あくまで相互間で安全性の向上を訴え確認し合うものであり、日本という国としてはドッグフードに関してはノータッチなのが現状です。

多くの愛犬家は当然この市場現状を知っていますので、自ずと愛犬に与えるドッグフードの選択に際しては、その含有成分同様に「原産国」んbに着目しています。
しかしここでネックとなる事として、製品の原材料が輸入品であっても、最終的に日本国内で加工すればその製品は「国産」と表示出来る点なのです。
「やはり日本製のドッグフードが安心」「外国産の方が安全なのでは」と、飼い主の価値感判断も2分される現状の下、この現状は無視出来ません。

海外のドッグフードの安全性に関してですが、まずはペットフードの最先進国と言えるアメリカに着目して検証してみましょう。
今日国内で人気の高いドッグフードの大半もアメリカ製である事に間違いは無く、アメリカでは獣医もペットフードの研究に余念がなく、製品としての完成度と安全度の高さに間違いはないでしょう。
更に日本とは異なり、ペットフードに関する法的整備も進んでおり、含有を必要とする成分なども細かく基準設定されており、日本もこれを手本としているのが現状です。

その他ヨーロッパ各国も昔から犬や猫を「家族の一員」として大切にする価値感を有しており、中でもフランスやドイツに於けるペットフードの安全性への関心度はずば抜けています。
愛犬の種類や年齢などに応じ、細かく栄養素の含有配分を調整したドッグフードが明日販売されています。
これらの商品も日本に輸入されており、近くに取扱店が無い商品もインターネット通販などで購入が可能な環境が整っています。

日本ではかつて、犬の食事と言えば人間の食べ残しをかき集めて与える習慣が当たり前でした。
ドッグフードという製品に関しては残念ながら、日本は間違いなく後進国であり、現在も先に挙げた諸国の優れたノウハウやデータをお手本に「追いつけ追い越せ」である事、否定出来ません。

但し海外から輸入されたドッグフードにも、リスクが皆無であるとは言えません。
何より長時間の運搬を踏まえて輸出用製品を製造していますので、保存剤などの含有率の高さは見逃せません。
保存料が犬の体内で蓄積を続けてしまった場合、それが健康にどのような影響を与える可能性を有しているのか、私達飼い主側は見落してはなりません。


↑こちらには海外の有名なドッグフードが紹介されています。

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